【開催レポート】全楽章部門マスタークラス
2023年11月25日(土)に桐朋学園大学・調布キャンパスにて、全楽章部門マスタークラスが行われました。
約20名の受講者さまに加え多くの聴講者さまにご参加いただき、「ピアノソナタ」をたっぷり学べる一日となりました。当日の様子をお写真とともに一部ご紹介いたします♪
当日スケジュール
レッスン曲目に応じて、実技レッスンは9グループ、アナリーゼ講座は3グループに分かれてご参加いただきました。基調講演
坂井千春先生~古典ソナタを演奏する喜び~
現在、東京芸術大学で教授としてもご活躍をされている坂井千春先生より
・基礎の準備練習
・演奏表現のために
・イメージの育成
・実際に弾く時に注意すること
などについて、実際にピアノを演奏されながらさまざまなお話をいただきました。
マスタークラス最初の講座ということもあり、緊張感も漂う教室でしたが、
すぐに役立ちそうな様々な練習方法を皆様熱心にメモに取られている様子が印象的でした。
実技レッスン
今年度は坂井千春先生・鈴木弘尚先生・関本昌平先生の3名の講師に実技レッスンをいただきました。
受講生のみなさまはグループに分かれて、実技講師いずれか1名のレッスンを受講し、他の受講者のレッスンも聴講いただきました。
ご自分のレッスンだけでなく、同年代の方々のレッスンを聴講する貴重な機会になったのではないかと思います。
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アナリーゼ講座
作曲家・ピアニストとしてだけでなく、ラジオ番組のパーソナリティなどとしてもご活躍されている加藤昌則先生による座学は、
作曲家・演奏曲目に沿って3つのグループに分かれて受講いただきました。
「ベートーヴェンとモーツアルトの対比」・「古典派とは?」・「ソナタ形式の魅力」などを中心に、
実際に受講者が演奏されている楽曲について解説いただきながら、ピアノソナタの魅力についてたっぷりお話いただきました。
相談室
マスタークラス最後には各先生方それぞれにブースを作り、相談室を開講しました。
マスタークラス終盤ということもあり、受講生も少し緊張がほぐれ、先生方へたくさんの質問がありました。
・ミスタッチが多いのですが、どうしたらいいですか?
・留学をしてよかったこと、大変だったことを教えてください。
・弾いている時はどんなことを考えていますか?
など、演奏の内容だけでなく本番への心構えや、普段から気をつけていることなどの質問もあったりと、時間が足りなくなり延長するほど皆さん熱心に質問され、大変盛り上がった相談室でした。
まとめ
丸一日のマスタークラスはいかがでしたでしょうか?ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
今回のマスタークラスでの学びが今後のピアノ学習につながりましたら幸いです。
最後に今回のマスタークラスをご担当いただいた先生方との集合写真です。
講師をおつとめくださった先生方は写真左より、加藤昌則先生、坂井千春先生、鈴木弘尚先生、関本昌平先生です。
コンクールに関するお問い合わせは、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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