【開催レポート】全楽章部門マスタークラス

2024年12月1日(日)に桐朋学園大学・調布キャンパスにて、全楽章部門マスタークラスが行われました。
20名の受講者さまに加え多くの聴講者さまにご参加いただき、「ピアノソナタ」をたっぷり学べる一日となりました。当日の様子をお写真とともに一部ご紹介いたします♪
当日スケジュール
レッスン曲目に応じて、実技レッスンは9グループ、アナリーゼ講座は3グループに分かれてご参加いただきました。
基調講演
東誠三先生から学ぶ、古典派ソナタ
現在、東京藝術大学で教授,東京音楽大学で特任教授としてもご活躍をされている
東誠三先生より
・「モーツァルト・ベートーヴェンのソナタ」について
・ソナタを通じて得られる理解・把握とは
・「ソナタ形式」「ロンドソナタ形式」
などについて、実際にピアノを演奏されながらさまざまなお話をいただきました。
マスタークラス最初の講座ということもあり、緊張感も漂う教室でしたが、
東誠三先生のお話を皆様熱心にメモに取られている様子が印象的でした。
実技レッスン
今年度はクラウディオ・ソアレス先生・新井博江先生・東誠三先生の3名の講師に実技レッスンをいただきました。
受講生のみなさまはグループに分かれて、実技講師いずれか1名のレッスンを受講し、他の受講者のレッスンも聴講いただきました。
ご自分のレッスンだけでなく、同年代の方々のレッスンを聴講する貴重な機会になったのではないかと思います。
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アナリーゼ講座
現在、東京芸術大学で准教授としてご活躍をされている沼口隆先生による座学は、
3つのグループに分かれて受講いただきました。
ベートーヴェンの鍵盤楽曲について
「ピアノ作品の概要」・「歴史的背景」・ベートーヴェンは「古典派」か「ロマン派」か?
などを中心に、
ピアノソナタの魅力についてたっぷりお話いただきました。
相談室
マスタークラス最後には各先生方それぞれにブースを作り、相談室を開講しました。
マスタークラス終盤ということもあり、受講生も少し緊張がほぐれ、先生方へたくさんの質問がありました。
・ミスタッチが多いのですが、どうしたらいいですか?
・留学をしてよかったこと、大変だったことを教えてください。
・レッスンの中で生まれた疑問について詳しく教えていただきたい
など、演奏の内容だけでなく本番への心構えや、今後の勉強の仕方などの質問、
普段から気をつけていることなどの質問もあったりと、皆さん熱心に質問され、
大変盛り上がった相談室でした。
まとめ
丸一日のマスタークラスはいかがでしたでしょうか?ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
今回のマスタークラスでの学びが今後のピアノ学習につながりましたら幸いです。
最後に今回のマスタークラスをご担当いただいた先生方との集合写真です。
講師をおつとめくださった先生方は写真左より、沼口隆先生、東誠三先生、新井博江先生、クラウディオ・ソアレス先生です。
コンクールに関するお問い合わせは、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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